わたしは在宅自営業のオッサンですが今でも結構ゲームが好きで、仕事の息抜きとしてなんらかのテレビゲームや携帯ゲームをプレイしています。
しかし、RPG(ロールプレイングゲーム)やSLG(シミュレーションゲーム)だけはやらなくなりました。
普段の仕事に支障が出るからです。

なぜRPG・SLGをやると支障が出るのか、4つの理由を書いてみます。

1. 達成感を味わってしまうから

テレビゲーム機とソフト

RPGやSLGでは、ゲームをクリアするまでに長時間かかるタイプの作品が多いですよね。
こういったジャンルのゲームは、時間をかけてプレイするぶんクリアしたときの達成感が大きかったりします。

この達成感が、仕事の支障になってしまうのです。
RPG・SLGをクリアして「何かを成し遂げた」気分になると、ひと仕事終えた感覚にもなります。
現実の仕事ではまだ目標を達成していないのに…(苦笑)。

非現実の世界で達成感を得つづけていれば、現実世界での成功への意欲はなかなか湧いてきません。
仕事へのモチベーションを下げたくないなら、達成感は仕事で味わうべきでしょう。
日々の業務での自信が、働く気持ちを後押ししてくれるからです。

2. 続きが気になってしまうから

RPGは基本的にストーリー仕立ての構成になっています。
なので空き時間などに少しでもプレイしてしまうと、ゲームの続きが気になりがちです。
仕事にまったく身が入らないのは明らかですね。

SLGについても、とくに育成系SLGの場合は成長過程が気になってつい続きをプレイしたくなってしまいます。
わたしにとって都市育成ゲームは中毒性が高く、学生時代のころは『シムシティ』シリーズをなかば廃人状態でプレイしていました(苦笑)。
生活の中心がゲームになってしまい、大学の授業を何度もさぼったものです(汗)。

もし現在もそうしたRPG・SLGに手を出してしまったら、仕事が中途半端になってしまうのではという不安があります。
人間の集中力は限られているので、仕事するときは目の前の作業にできるだけ集中したいのです。

3. 時間を決めてプレイできないから

スポーツゲームやアクションゲームなどと違って、ほとんどのRPGやSLGには制限時間がありません。
そのためプレイ時間がハッキリと決まりにくく、1日のタイムスケジュールが乱れやすくなります。

ゲームする時間を決めて、時間が来たらセーブや中断をするという方法もあるでしょう。
しかし、この方法だとキリの悪いところで終えなければならないケースがほとんどです。

元ゲーム中毒者のわたしには難しく、ついキリの良いところまでプレイしてしまいます。
だから制限時間のあるゲームのほうが助かるんです。

時間を決めてプレイできれば、仕事しているべき時間にゲームの時間が割りこむようなことはありません。
1日のスケジュールを乱さずに生活できます。

4. ストレスがたまるから

RPGのレベル上げ・アイテム収集・クエスト遂行などの作業は単調でストレスフルなものです。
SLGも、目標達成のための地道な作業の繰り返しが結構ストレスだったりします。

仕事するだけでもストレスがたまるのに、わざわざゲームをしてためる必要はないですよね。
単純作業は仕事でも行っているのに、息抜きのゲームでそんなタスクをやりたくはありません。

小さいころはレベル上げなども楽しめたんですけどね…。
大人になってから少しも楽しくないのはなぜでしょうか。
前述で少し触れましたが、やはり「現実でレベルを上げずにゲーム内で成長しても…」という気分になるからかもしれません。

…というわけで、働きはじめてからわたしはRPGもSLGもは全然やらなくなりました。
学校を卒業してもう10年以上は、この手のゲームをやっていないです。

ちなみにわたしはスポーツゲームをよくプレイしていますよ。
お気に入りはウイイレ
RPGのように続きが気になることは少なく、プレイ時間もハッキリと決められますし、達成感を得るようなイベントもあまりないです。
そして何よりゴールを決めるのがとても気持ちいい!
毎日のストレス解消になっています。